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パウル・クレー展覧会☆

先日京都国立近代美術館で開催されている「パウル・クレー展 おわらないアトリエ」を観てきました♪

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クレーは以前にTVで放映されていたあるドキュメンタリー番組で彼の作品を知ってとても好きになりました♪
ナチス時代に活躍したクレー、彼の作品は頽廃芸術というレッテルを貼られてしまいドイツから故郷であるスイスへ活動の拠点を移します。
「私は今の時代では理解されない。なぜなら私の精神は死者とまだ生まれていない者のところにあるのだから。。。」なんて言葉を遺しています。
クレーは子供や障害者の方達が描く絵こそが真実の絵画だと主張し、自身の作風にも取り入れていきました。
確かに子供の描く絵は迷いがなく純真ですよね(^^♪
展覧会ではたくさんのクレーの絵を鑑賞することができますが、1枚1枚興味深かったです。
音楽一家に生まれたクレー、自身もヴァイオリンを演奏しモーツァルトを尊敬していたそうです。
だからか???こんなかわいい絵もありました♪

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モーツァルトのオペラ「フィガロの結婚」よりバルトロの「復讐だ、おお!復讐だ!」も絵画になっていた!!!何かかわいくて笑けちゃう^m^
オペラの名アリアが絵画集になってたらいいのに!!!と思ってしまう私です♪
ドイツ語のレッスンでも絵画を観て何の情景かを描写する練習があるんですが、この絵をもとに生徒さんに考えてもらうことにしました。
なかなか難しいかしら。。。(笑)
楽しい展覧会なので是非みなさんも足を運んでくださいね!

その後通常展示の中に以前から気になっていた染色作家、伊砂利彦さんのドビュッシーの前奏曲をイメージに作られた作品を発見☆
ドイツの音大の卒業論文でドビュッシーの前奏曲をテーマにしたので、実際に伊砂さんの作品を観ることができて感動しました♪
私たち音楽家は絵画からインスピレーションを受けて即興演奏をすることがありますが、反対に音楽からインスピレーションを受けて絵を描くっていうこともあるんだな~と芸術の無限の可能性に改めて感動した私でした。
その後・・・ドイツパンのお店に行ってきましたよ♪

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とってもかわいいお店でまた今度じっくりご報告したいと思います(^^♪
すっかりお気に入りのお店になりました☆彡