カテゴリ:MOMOを読む☆( 7 )

私たちの教室の名前MOMOは、もちろんドイツ児童文学の傑作、ミヒャエル・エンデの「モモ」からとっています
(^_-)-☆

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なぜかというと・・・私と彼が初めて一緒に買った本だから(笑)
一緒に本を読もうと誘われて買いました。
一緒に本を読もうなんて誘われたのは初めてで・・・本はひとりで読むものと思っていた私はビックリしました。だけど1冊の本を読んだ感想を誰かと分かち合うというのはとても素敵なことだと知りました。
そんな想い出の「モモ」を私たち2人の教室の名前にしました(*^^)v
私は小さなアットホームな教室で生徒さんたちとドイツ語の時間を大切に分かち合いたいと思っています☆彡

さてさて・・・「モモ」。
ひとりの小さな女の子モモが時間泥棒と戦い、人々に時間を取り返してくれる物語。
知らない内に人々は将来のためにと時間を節約し、灰色の生活をしています。
いっぱい働いて、いっぱい勉強して・・・いいことのように思いますが、大切な何かを忘れていませんか?
私は幼稚園や小学生の生徒さんが「忙しくて練習できない」という言い訳をすると本当に悲しくなります。
何のためにピアノを習っているの?と質問しても答えられないでいます。
まさしく灰色の子供。。。

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先日のコンサートのために一生懸命ピアノを練習しハロウィンの楽しいひとときを過ごしてくれた子供たちは、時間の大切さを忘れていないと思いました。

「モモ」は時間についてだけではなく、友情や自分の考え方なども教えてくれます。
ココロに残る文章もたくさんあります☆
児童文学は大人にとっても最高の文学!
私はいつかドイツ語の原語でこの素晴らしい物語をいろいろな方とご一緒に読む時間を持ち、それぞれの意見を言い合える読書会を開ければ・・・と夢見ています。

私がお話で1番好きな登場人物は夢見がちなジジ。
彼がモモに作るお話はとても素敵です。

「人生でいちばん危険なことは、かなえられるはずのない夢が、かなえられてしまうことなんだよ。」

夢見がちなジジの重い一言。
自分に与えられた時間を大切に毎日を過ごしたいですね☆

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ZWEITES KAPITEL
Eine ungewöhnliche Eigenschaft und ein ganz gewöhnlicher Streit
2章★めずらしい性質とめずらしくもないけんか


②豊かなもの

モモの特技である「じっくり耳を傾けること」によって癒されるというウワサが広がり、すっかりモモは円形劇場の人々にとってなくてはならない存在となっていました。
そんなある日、隣人同士なのにいがみあっているニノとニコラという正反対の2人がやってきました。
些細なことでずっと大げんかをしているこの2人、見かねた周りの人々が2人にモモの所に行くことを勧めたのでした。
きっと何とか解決できる!という願いを持って。。。

Da Momo nun merkte, dass die beiden böse aufeinander waren,
wusste sie zunächst nicht, zu welchem sie zuerst hingehen sollte.
Um kleinen zu kränken, setze sie sich schließlich in gleichem Abstand
von beiden auf den Rand der steinernen Bühne und schaute die zwei abwechselnd an.
Sie wartete einfach ab, was geschehen würde.
Manche Dinge brauchen ihre Zeit – und Zeit war ja das Einzige,
woran Momo reich war.


2人の内のどちらをも傷つけないように気を配るモモ。
これから何が起こるか辛抱強く待つ姿、モモって本当に優しいんだなあと感心しました。
時間が解決してくれることって本当に多いですものね。

Nun stritten sie eine Weile todernst, welcher von den beiden Späßen der Bessere
gewesen sei, und redeten sich wieder in Zorn.


どちらのジョークがおもしろかったかを競うなんて・・・この見かけは正反対のニノとニコラはとっても仲良しな友人同士になれると思うのですけれど。。。
今後が楽しみ(笑)

★ドイツ語教室 MOMO
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ZWEITES KAPITEL
Eine ungewöhnliche Eigenschaft und ein ganz gewöhnlicher Streit
2章★めずらしい性質とめずらしくもないけんか


①世界でたったひとつの・・・

いつの日かすっかり円形劇場の周辺に住む人々にとって小さなモモはなくてはならない存在になっていました。
それはモモに特別な特技があったからです!
それは・・・「じっくりと話に耳をかたむけること」。

Was die kleine Momo konnte wie kein anderer, das war: zuhören.
Das ist nichts Besonderes, wird nun vielleicht mancher Leser sagen,
zuhören kann doch jeder.
Aber das ist ein Irrtum.
Wirklich zuhören können nur ganz wenige Menschen.
Und so wie Momo sich aufs Zuhören verstand, war es ganz und gar einmalig.


確かに悩んでいる人びとの話を聞いて的確なアドバイスをしてあげることって難しいことですよね。
でもモモはモモにしかできない不思議な方法で人びとのココロを癒し、勇気を与えることができるのです。

Und wenn jemand meinte, sein Leben sei ganz verfehlt und bedeutungslos
und er selbst nur irgendeiner unter Millionen, einer, auf den es überhaupt nicht ankommt
und ebenso schnell ersetzt werden kann wie ein kaputter Topf
– und er ging hin und erzählte alles das der kleinen Momo,
dann wurde ihm noch während er redete, auf geheimnisvolle Weise klar,
dass er sich gründlich irrte, dass es ihn, genauso wie er war,
unter allen Menschen nur einziges Mal gab und dass er deshalb
auf seine besondere Weise für die Welt wichtig war.
So konnte Momo zuhören!


自分が世界でたったひとりの貴重な存在なこと、きっと自分にしかできないことがあること・・・そんなことを静かに気付かせてくれるモモ。
いろんな人の苦しみや悩み、そして喜びも素直に受けとめることができる素敵な特技をモモは持っているんですね(*^_^*)

1章★大きな都会と小さな少女

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ERSTER TEIL: Momo und ihre Freunde
第1部:モモとその友達


ERSTES KAPITEL
Eine große Stadt und ein kleines Mädchen
1章★大きな都会と小さな少女


③ココロのこもったパーティー

円形劇場に住むことができるようになったモモ。
親切で温かい人とも出会いモモの生活もこれから素晴らしいものになりそうな予感です
(^_-)-☆

Und da es sehr viele Kinder waren, kam an diesem Abend eine solche Menge zusammen,
dass sie alle miteinander im Amphitheater ein richtiges kleines Fest
zu Ehren von Momos Einzug feiern konnten.
Es war ein so vergnügtes Fest, wie nur arme Leute es zu feiern verstehen.


持ちよりパーティー。
みなさんもきっと1度は経験したことがあるのではないでしょうか。
でもモモのパーティーはもっとココロがこもったものなんです(*^_^*)
大切な人達と囲む食事のひとときは最高のもの。
決して残り物だったとしてもご馳走に早変わり☆彡
そんな小さな幸せを思い出させてくれるこの小説モモを読むひとときは私にとって何だか温かい気持ちでいっぱいに包んでもらえる特別な時間です。

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ERSTER TEIL: Momo und ihre Freunde
第1部:モモとその友達


ERSTES KAPITEL
Eine große Stadt und ein kleines Mädchen
1章★大きな都会と小さな少女


②自分という存在

劇場の廃墟に突然住み始めた小さな女の子、モモ。
奇妙な格好をしている彼女を優しくむかえる人びと。
だけどまだ小さな女の子のモモ、人びとは心配でたまらないのです。。。

„Du sagst, dass du Momo heißt, nicht wahr?“
„Ja.“
„Das ist ein hübscher Name, aber ich hab ihn noch nie gehört.
Wer hat dir denn den Namen gegeben?“
„Ich“, sagte Momo.
„Du hast dich selbst so genannt?“
„Ja.“
„Wann bist du denn geboren?“
Momo überlegte und sagte schliesslich: „Soweit ich mich erinnern kann,
war ich immer schon da.“


名前、出身地、年齢・・・そんな肩書にとらわれない小さなモモ。
私は私で、思い出せる限り自分はもういたのだ。
自分という存在をしっかりと意識しているモモ。
ひとりぼっちで寂しいという気持ちもあるだろうに、その気持ちをしっかりと受け止めて自分を大切にしているモモ。
人びととの温かい交流も始まり、小さなモモの生き方に学ぶことが多そうだなって大人の私は思ったのでした(笑)

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MOMOをドイツ語でのんびりと読んでいる私ですが、特にお気に入りの場面を皆様にご紹介していきたいと思います(^_-)-☆

ERSTER TEIL: Momo und ihre Freunde
第1部:モモとその友達


ERSTES KAPITEL
Eine große Stadt und ein kleines Mädchen
1章★大きな都会と小さな少女


①演劇への愛着

昔、劇場にはふたつの種類がありました。
豪華に装飾されている裕福な人のためのもの、そして質素で飾り気のない貧しい人のためのもの。でもそんな格差なんて関係ない!
みんなは熱狂的な観客であることに違いはないのですから。。。

Und wenn sie den ergreifenden oder auch den komischen Begebenheiten lauschten,
die auf der Bühne dargestellt wurden, dann war es ihnen,
als ob jenes nur gespielte Leben auf gehemnisvolle Weise wirklicher wäre als ihr eigenes, alltägliches.
Und sie liebten es, auf diese andere Wirklichkeit hinzuhorchen.


演劇やオペラ、映画が好きな方はきっとこの気持ちに共感できるのではないでしょうか。
舞台ではただあるお話が演じられているだけなのに、まるで自分の本当の人生よりも真実味があって、いろいろと出来事が起こっていく。。。
不思議な方法でその世界にひきこまれ、もうひとつの真実に耳を傾けることに夢中になってしまう。
もちろん全ての演劇作品に自分がひきこまれてしまうわけではないですけど、そういった作品に出会えた時の感動はひとしおです。

みなさんがココロを動かされた作品はありますか?

☆1章★大きな都会と小さな少女
①演劇への愛着
自分という存在
ココロのこもったパーティー

★ドイツ語教室 MOMO
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ドイツ語教室の名前にも頂いたミヒャエル・エンデ作「MOMO」。
子供から大人まで誰でも楽しめる本として、1970年代から80年代にかけて現在のハリー・ポッターシリーズのように世界中で大人気だったそうです。

モモの正式なタイトルは

MOMO oder Die seltsame Geschichte von den Zeit-Dieben und von dem Kind, das den Menschen die gestohlene Zeit zurueckbrachte
モモー時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子の不思議な物語。

小さなモモは特技の「人のお話にじっと耳を傾けること」で人びとに勇気や元気を与え仲直りをさせてあげたりします。
そしてぬすまれた時間・・・今この瞬間を楽しむことを忘れてココロの余裕をなくしてしまった人びとのために時間どろぼうに立ち向かっていきます。
ドイツ語読解力を伸ばすのに1番いいことは自分の興味のあることについての本を読むことだそうです。
私もこのMOMOをじっくり時間をかけて読み進めて行きたいと思います(^_-)-☆

ここで物語の始めに書かれてある詩をご紹介します☆彡

Im Dunkel scheint dein Licht.
Woher, ich weiss es nicht.
Es scheint so nah und doch so fern.
Ich weiss nicht, wie du heisst.
Was du auch immer seist:
Schimmere, schimmere, kleiner Stern!

(Nach einem alten irischen Kinderlied)


どんな人でもみんな自分の中に小さな星を持っていると思います。
どのようにその星を自分で輝かせるのか?
その星で他の人をどのように優しく包んであげることができるのか?
すぐには答えがでないことかもしれないけれど、時間をぬすまれないように気をつけながら私の星を輝かせていきたいと思います☆彡

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